慣れないテレワークで首や肩がガチガチに!

新型コロナウイルスの感染防止対策として導入されているテレワーク。そのテレワークで首や肩がガチガチになり痛みを伴う症状のご相談がありました。

当初は「電車に乗らなくてよくてラッキー」と思っていたそうです。しかし、慣れないテレワーク開始から1週間後、気付いた時には、首も肩もガチガチ、どっちに向いても首が痛い!という状態に。

この状態で仕事は無理!ということで駆け込んでみえたお客様。以前拝見した時とは別人のようなお身体の状態になっていました。

今回は、そんなテレワークでの不調、首肩がガチガチ問題についての解決方法をお伝えいたします。

テレワーク不調を解決する4つの方法

  • 1時間に一度は休憩をしましょう
  • 散歩をしましょう
  • 座り方に気をつけましょう
  • 目を閉じて休憩しましょう

1時間に一度は休憩をしましょう

せ仕事を始めると、ついつい集中して数時間あっという間に過ぎていたと言うようなことはありませんか?特に家で一人で仕事をしている場合、静かな環境のなかでいつも以上に集中してしまうことも。

長時間の同じ姿勢、特に、パソコンなどを覗き込む姿勢では首にかかる負担がとても大きくなります。パソコン操作で腕もパンパン、巻き肩も加速します。

1時間に一度アラームを鳴らして5分〜10分休みましょう

背中のストレッチしましょう
背中に丸めたバスタオルをストレッチポールのように敷いて寝転がりバンザイします。呼吸をゆっくり深く行いましょう。腕を上下に動かしてみましょう。

今回ご相談のお客様も、肩と首が前に出て背中は丸く形状記憶してしまったかのようでした。
胸を開いて呼吸をしっかりできるように、肩甲骨周り肩周りの筋肉をかためないようにしましょう。

散歩をしましょう

自粛中ですが、軽い運動は必須と考えます。ジムなど閉鎖された室内でのスポーツは危険ですが、自宅の周りなどの散歩は比較的安全です。はぁはぁと口呼吸になってしまうほどの運動ではなくても、ストレス発散の効果があります。

特に朝の20分の散歩には、1日を充実したものにする効果があることが科学的にも証明されています。

ストレスは免疫力低下にも繋がります。今の時期、とっても必要な免疫力、しっかりつけていきましょう。

座り方に気をつけましょう

今回ご相談の方、前回まで拝見していた時と、コリの種類も部位も別人のように変わっていました。絶対に何か原因がある!と思ってお聞きしていたところ、テレワークになって明らかに変わったのが、作業環境でした。「パソコンデスクに椅子」から「テーブルに床座り」に変わっていました。

床に直接座らないようにしましょう
床に直に座るのと腰から背中にかけてまぁるくなり、肩や首には力が入り前に出ています。首、肩、腰すべてに負担がかかっています。床に直接座るとどうしてもこのような姿勢になりがちです。

正座椅子またはお尻の下にクッションを敷きましょう
疲れにくい姿勢を保つには正座椅子がおすすめです。正座椅子なんてないよーという場合は、正座やあぐらをした際、お尻と足の間に厚めのクッションなどを敷いて腰や背中が丸くならない姿勢を作ると良いです。腰への負担も軽減されます。横座りは体のパランスを崩してしまい歪みの原因となりますので避けた方が良いです。

目を閉じて休憩しましょう

仕事の合間についついスマホゲームをやってしまう。そんなこともあるかもしれません。好きなことをやって息抜きをするのはとても大切なことですが、疲れをとりたいと思ったら、眼は少し休ませてあげたほうがいいかもしれません。ゲームの時間の半分を眼を休める時間に使ってみてください。

それでもテレワークによる不調にお困りなら

まだまだ、日本ではあまり馴染みのないテレワークをやるしかない状況。みなさん無理をしていませんか?

今回のご相談者のように痛みがおこるまで症状が悪化してしまうと、部分的なストレッチや揉みほぐしでは改善が難しいことも多いです。まだ調子がいいうちからストレッチや軽い運動をするよう心がけてみてください。

手遅れになってしまった、自分ではどうすることもできない、どうしても楽になりたい、そんな時はぜひ皆様のお力になれればと思います。

当サロンでは、自律神経を整えながら、原因となる部分にアプローチしていきます。とても体に優しい施術です。それなのに、ほぐれていく感覚をぜひ味わってみてください。