パソコン頭痛

最近、急激に増えてきているのがこのパソコン頭痛です。皆さんパソコンやスマホを操作するときの姿勢はどんなでしょう?画面を見る時ちゃんと瞬きしてますか?

ズキズキする偏頭痛、ギューっと締め付けられるような緊張性頭痛。それに加えて、最近もっとも多いのが毎日ダラダラと続く目の奥から頭の内側でズーンと重くなる頭痛です。

今回のお悩み相談室では、このつらい「パソコン頭痛」を解決する方法をお伝えいたします!

パソコン頭痛を解決する4つの方法

  • 時々、目を休めましょう
  • 同じ姿勢を続けないようにしましょう
  • 腕や手もマッサージしましょう
  • 規則正しい生活を心がけましょう

時々、目を休めましょう

 長時間パソコンやスマホの操作をすることはやめて、1時間に1回程度休憩を挟み、目をしっかり休めてあげましょう!仕事や調べ物をしていると1時間なんてあっという間ですよね。1時間ごとにタイマーなどを鳴らし、ぜひ休憩のタイミングを作ってあげてください。

  • じっと目を閉じて目を休める
  • 窓の外をぼーっと眺めてみる
  • 目を温めてみる

パソコンやスマホに集中している時、人は瞬きの回数が激減します。瞬きの回数が減ることによりドライアイや眼精疲労を引き起こしてしまいます。瞬きの役割は、涙を分泌して目の渇きを防ぐだけでなく、視神経や目の筋肉をこまめに休めるという働きもあります。

眼精疲労からくるパソコン頭痛を引き起こす前に、目をしっかり休めることが大切です。

同じ姿勢を続けないようにしましょう

 目を休めるのと同様に、同じ姿勢で凝り固まった体も1時間に1回程度しっかり動かしてあげましょう。パソコンやスマホを覗き込む姿勢は、首と肩の境目に負担がかかり肩や首のコリに繋がります。

  • まずは椅子から立ち上がる
  • しっかり深呼吸する
  • 肩や首、足首を動かしてみる
  • 四股をふむ姿勢をしてみる
  • つま先立ちを繰り返してみる

座りっぱなしの仕事の方は電車では立っているくらいが丁度いいかも、、というくらい同じ姿勢の持続は身体に負担をかけます。猫背の状態が続くと内臓を圧迫し呼吸が浅くなり、自律神経の乱れにも繋がります。股関節や足首など下半身の関節が硬くなり歪みができると、人の体は上半身を歪ませることで全体のバランスを取ろうとします。肩や首の歪みやコリは頭部への血流を阻害し頭痛を引き起こします。

肩や首のコリや歪みからくるパソコン頭痛を引き起こす前に、適度に体を動かしリフレッシュすることが大切です。

腕や手もマッサージしましょう

 

パソコンやスマホを操作する時の手や腕の状態を一度よーく見てみてください。スマホを持ったりマウスやキーボードを操作する手の平は卵を握ったような形になっています。そして、腕は内側に向いています。この形で形状記憶してしまった腕や手が、頭の疲れや肩や首のコリに繋がります。

  • 手のひらを思いっきり開いてみる
  • 親指の付け根の母指球を外側へ外側へと、よくマッサージして動きをつけて柔らかくしてみる
  • 肘のすぐ下の辺り、ゴリっとしたところをギュッとにぎって腕を回してゴリゴリいわせてみる

いかかでしょう?思いのほか痛くてびっくりするのではないでしょうか。肩や首筋のコリが強く出ているほうの腕がより痛く感じると思います。腕は肩や首と筋膜で繋がっています。腕が凝れば肩や首に影響します。しっかりほぐしてあげましょう。

また、腕や手の状態は頭の疲れとも深い関係にあります。なんだかわからないけどジワーッと常に痛むような頭痛、熱はないのに頭が熱く感じるような時も腕や手をほぐしてみてください。

規則正しい生活を心がけましょう

 睡眠時間はしっかり取れていますか?バランスの良い食事していますか?適度な運動はしていますか?何と言っても規則正しい生活が健康への第一歩です。

とりあえず今日だけ!

  • 寝る前のスマホやめてみる
  • 朝20分の散歩をしてみる
  • 階段を使ってみる
  • 栄養バランスのとれた食事をしてみる

睡眠する=目を休めることになります。暗いベッドの中でスマホをみるとたとえ眠くなって寝てしまっても、しばらくの間、脳内は覚醒状態が続いてしまいます。寝ているのに起きている状態です。目の疲れどころか頭の疲れまで引き起こしてしまいます。このご時世、スマホなしでベッドに入ることなんて考えられないかも知れませんが、とりあえず今日だけ、試してみませんか?

朝に20分の運動をすると一日のパフォーマンスがすごく上がることが証明されています。毎日続けなくても時々でも朝の運動はその日一日中効果を表すようです。とりあえず、ここぞという日に試してみてください。そして、健康のために習慣化できれば最高です。

バランスの良い食事が身体にいいことはもちろんですが、ビタミンA・ビタミンB群など特に目の疲れに効く栄養素があります。緑黄色野菜やチーズ、青魚や豚肉、レバー、うなぎなど。目の疲れを感じたら、少し意識してこれらの食べ物を摂取してみましょう。

それでも「パソコン頭痛」にお困りなら

 この「パソコン頭痛」は姿勢の問題もありますが、呼吸が浅くなったり、頭に熱がこもってしまう原因も大きいです。
偏頭痛薬のトリプタンや、市販の鎮痛剤があまり効かないという特徴も!効かない薬を大量に飲んでしまいますと、内臓への負担が大きくなり別の不調が出てきます。

当サロンの施術は自律神経に働きかけ、脳疲労を解消しますので、このパソコン頭痛の改善率がとても高くなっています。

どうしようもない時は我慢せずに、ぜひ当サロンの施術を受けてみてください。